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【体験談】知識ゼロから3週間で日商簿記3級に合格するまで

日商簿記3級
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こんにちは、ざわと申します。

本記事では、筆者が過去に取得した簿記3級合格までの勉強法について説明していきます。

勉強期間は3週間、時間で言うと約40時間ほどでした。

簿記は、企業の経営活動を記録・計算し、経営状態を明らかにするための技能です。企業のお金に関することはことはことは全て簿記に記録されるイメージです。会社員や個人事業主等、働く人は直接・間接的問わず必ず簿記に関わります

日商簿記3級は、その簿記に関する技能についての検定試験となります。直接簿記に関わる経理等の職種に関わらず、ビジネスマンとして成長していきたい人にとって間違いなく役に立つ資格で、取得を強くおすすめします。

この記事がそのはじめの一歩を歩み出すきっかけになれば嬉しいです。

前提

筆者が簿記の勉強を始めるまでの前提は以下の通りです。

  • 理系出身で、数字や計算は比較的好きな方。
  • 仕事は技術系で、経理や会計に関わる機会はほとんどない。
  • 簿記に関する知識はほぼ無し。

簿記の勉強を始める少し前に受けたFPについては、お金の勉強をする中で身につけた知識が割と活かせる状態でしたが、簿記に関してはほとんど知識がない状態でした。ただ、資産や負債、収益や費用といった概念はなんとなく頭に入っていたので、勉強を始めてからの理解は割と早い方かと思いました。

使用した教材

トータルでかかった費用は(受検費用を除いて)2700円ほどでした。かなり多くのことを学ばせていただきましたが、これだけの額で済むなんて、いい時代ですね。

主に以下の4点を使用しました。

ふくしままさゆきさんのYouTube講義動画

簿記系YouTuberとして最も有名な方。インプットはこの動画リストだけで十分だと思います。私自身、勉強の方法としては理解重視のタイプだったので、相性は良かったです。知識の定着のため、概要欄の練習問題も忘れずに解きましょう

動画内での勉強方法として、「25個の動画をとりあえず3周」とありましたが、私自身は時間の都合もあり、メインの部分(①〜⑰)だけは2周、その他は1周もしくは未視聴(じっくり解説等)でした。練習問題を解いて理解できていると感じたら、適宜飛ばしたりするのもアリだと思います。

過去問題集

何でも良いと思いますが、本が一冊あるとアウトプットの練習がしやすいと思いました。

筆者は以下の本を使用しました。比較的最近(2024/2)出版された本で、演習量も十分、ネット試験の練習もできるので良いと思います。

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この問題集の特徴としては、「ヨコ解き編」という問別に過去問演習ができることが挙げられます。いきなり1回分の問題を通しで(「タテ解き」)解いても、各分野の知識が定着していない間は問題があまり解けず自信を失ってしまうかねません。「ヨコ解き」は、問別に集中的に問題演習を行えるため知識が定着しやすく、その後の「タテ解き」で自信を持って問題を解けるようになります。

ネット試験形式の模擬試験

CPAラーニングというサイト(簿記の講義なども完全無料で受講できます)で、ネット試験形式の模擬試験全3回分を解くことができます

日商簿記3級 ネット模擬試験

直前の練習として活用しました。また、上記の問題集でも付録として3回分ネット試験を受けられたので、計6回練習できました。これだけ演習できれば十分だと思います。

電卓

これは教材ではないですが、計算に必須であり本番の試験でも使用します。筆者は以下の電卓を使用しました。機能も十分だと思います。

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具体的な勉強方法

勉強開始〜受検までの大まかな流れを説明します。

講義動画でインプット

上述したふくしままさゆきさんの動画リストの、一番最初の学習法の動画を参考に、講義動画を順に見ていきました。

簿記3級は「仕訳」が正しくできるかどうかが合否の9割を決めると言っても過言ではないと思います。なので、まず仕訳が正しく行うためのルールを徹底的に理解しようとしました。

なるべく暗記に頼らずに理解するため、筆者の場合はお金の流れを徹底的にイメージしました

例えば以下のような取引があったとします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1000円の商品を売り上げ、代金は1ヶ月後に入金される。(三分法)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

このような取引に対し仕訳を考える時、筆者は、

😃「代金が後日入金されるということは、売掛金という『後日代金を受け取れる1000円分の権利』を受け取ったんだな、受け取ったということは借方に書くんだな、それに対して売上が反対側の貸方に発生したんだな

みたいなイメージで、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(借方)売掛金 1000  (貸方)売上 1000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

という仕訳を書きます。

いわゆる「5つの概念」(資産、負債、純資産、収益、費用)のどれに当てはまるか・各勘定科目の流れがどうなるかを、自分の中で腹落ちするまで徹底的に考えることで、基本的な仕訳はほぼできるようになりました。

ただ、細かいルール(例えば、「何か」を取得する際に必要な手数料等の費用は全て「何か」の価格に含めるが、売上等の場合には含まない等)はある程度覚えていないと解けない問題もあるため、その辺は自分の中で理屈をつけて(手数料も含めてその物の価値になるよね〜的な)覚えるようにしました。

問題演習

講義動画を大体見てある程度理解したな〜と思い、受検1週間程前に、初めてネット試験形式の模擬試験を受検してみました。

結果は…

1000007171.jpg52点。ボロボロです。

段々簿記わかってきたな〜と思い始めた時にこの点数だったので少し自信を失いそうでしたが、冷静に振り返った結果、仕訳がちゃんとできてないことに気がついたので、上述の問題集で大問ごとの問題演習を繰り返しました。その過程で曖昧だった知識が段々整理されていき、正答率が上がっていきまいた。アウトプットは重要ですね。最終的な勉強時間比率は、インプット:アウトプット=4:6くらいで、ふくしまさんの初回動画での説明と結果的には同じくらいになりました。

ちなみに解く順番は、多くの方が実践されている大問1→3→2でやりました。

各大問で意識したことを以下に書いていきます。

大問1仕訳を完璧にする。これに尽きますね。

大問3は貸借対照表の作成や後T/Bの作成などいくつかパターンがありますが、やることは結局、

・正しく決算整理仕訳をすること
・前T/Bの情報を決算整理仕訳の内容を反映して正しく転記すること
・純利益を正しく計算すること

なので、結局仕訳です。ただ、筆者の場合正しく転記・計算するところでのミスが多く、最後(受検本番)までそれは引きずりました…ここは最終的には慣れかなと思います笑 
ただ最後の計算が合わなくても、各仕訳を正しくできれば部分点は入るので大丈夫です。筆者は受検本番、純利益の計算が最後まで全く合いませんでしたが、27/35点は入っており何とかなりました。

大問2は優先度が一番低いですが、補助簿の選択問題等を除き、勘定記入等は仕訳を元に記入するので、これも結局仕訳です。ただ、大問2は問題パターンも多く、全てを網羅するのは難しいです。筆者の場合、問題演習で大問2はあまり量をこなせませんでしたが、その代わり模擬試験や本番の試験の際、大問1・3を30分程度で終わらせ、残りの時間でじっくり考えて解くようにしました。
一見初見の問題であっても、これまでに学んだ知識を活かし、試行錯誤しながら(与えられる総勘定元帳の内容をヒントにしながら)埋めていくことで、時間はかかりますが少なくとも部分点は取れるようになります。その時間を確保するために大問1と3は素早く解けるようにしておきます。

基本的には大問1と3だけで合格点(70点/80点中)を取れるのが理想ですが、計算ミスやど忘れなどで思わぬ失点をしてしまうことを考慮し、大問2で少しでも部分点を稼げるようになると合格率が上がると思います。

受検の直前にはネット試験形式の模擬試験を活用し、大体平均で90点程度は安定して取れるようになりました

受検本番

本番の結果ですが、

大問1: 45点/45点中
大問2: 17点/20点中
大問3: 27点/35点中

と、計算ミスに足を引っ張られたものの、仕訳を仕上げていたおかげで合格できました。仕訳、大事ですね。

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まとめ

  • 知識ゼロから3週間で日商簿記3級に合格
  • 暗記に頼らず、なるべく原理原則を理解できるように学習
  • 問題演習では、仕訳を完璧にすることを意識

簿記3級は、

・原理原則(5つの概念、借方・貸方どっちに書くか等)の理解
・具体的なお金の流れをイメージできるようになる
・仕訳を完璧にし、なぜそうなるかを説明できるようにする

ことで色々な問題に応用が利くようになり、一気に合格が近づいたと感じました。

簿記はどんな取引でも借方と貸方がイコールになる非常に美しい考え方だと、今回勉強して感じました。最後の計算が綺麗に合うと気持ち良いですしね。

この記事を読んで1人でも簿記を受けようと思う方がいれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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